アルコールの飲み過ぎには注意しましょう。
何故なら、どんなアルコールも代謝のされ方は炭水化物と同じですし、
アルコールは糖分ですから血糖値を急激に上げて、
細胞を炎症させてしまいますし、脳と肝臓の細胞を傷つけてしまい、
脂肪を正しく処理できない「脂肪肝」の原因にもなるからです。
そして、アルコールの中でも特にビールはお勧めしません。
何故なら、ビールを飲むとタンパク質の消化が遅れて、
腸内にガスが溜まりますから、
飲み過ぎるとお腹が出てビール腹になってしまいますし、
糖分も多く、中ジョッキ1杯にスティックシュガー5本分の糖分が
含まれているからです。
ですから、アルコールを飲むのでしたら赤ワインを、
食前食後ではなく、食事中に飲むようにしましょう。
赤ワインは、タンニンと言う成分を含んでおり、
これは善玉コレステロールを増加させて、動脈を保護してくれますし、
ポリフェノールと言う成分には血液をサラサラにする効果と
酸化作用があるからです。
また、アルコールを1杯飲む間にコップ2杯の水を飲むようにすると、
体内でアルコールが薄まりますから、
血糖値の急激な上昇を緩和することができます。
摂取量の目安は、昼食時に200ml、夕食時に150mlまでで、
それ以上になると免疫力が低下して神経を麻痺させてしまい、
毒素が活性化してしまう原因になりますから要注意です。